2002-11-05 第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
生物由来製品の指定や原料基準等、省令で定めることになっておりますが、まず省令で定める事項は幾つあるでしょうか。政府参考人、お願いいたします。
生物由来製品の指定や原料基準等、省令で定めることになっておりますが、まず省令で定める事項は幾つあるでしょうか。政府参考人、お願いいたします。
非常に多種類にわたる化粧品の原料品質につきましては、繁用されており、かつ安全であると考えられるものを化粧品品質基準あるいは化粧品の原料基準等の定めをいたしまして、これに照らして許可を与えているというのが現状でございます。なお、新規の成分を使用いたします化粧品につきましては、特に中央薬事審議会に、その新規成分の使用についてお諮りをいたしまして、その上で許可を行っているところでございます。
○小沢国務大臣 化粧品の品質基準並びに原料基準等については十分検討いたしまして、今後おっしゃるような不安を与えないないように検討をいたしたいと思います。
ただ、新規成分につきましては薬事審議会との御相談もしておるわけでございますし、現在の原料基準等につきましては、現段階では経験的に十分安全な品質であるというふうにわれわれとしては信じておるわけでございますけれども、なおその再評価の類似の仕組みを働かせるかどうかということについては検討させていただきたい、かように考えております。
この化粧品につきましては、従前とも厚生省といたしましては製造許可に絡みまして事前承認体制をしいておりまして、その化粧品の安全について事前承認体制というのは実は日本だけがやっている制度でございまして他に例を見ない制度でございますけれども、最大限努力をいたし、またその基準面につきましても、化粧品の品質基準あるいは化粧品の原料基準等を作成いたしまして、ちょうどこれは局方に当たるようなものでございますけれども
なお、従前のたとえば品質基準あるいは原料基準等につきましての問題は、もちろん厚生省の立場といたしましても、日用品あるいは化粧品のいわば安全性問題について常にチェックを行っておる。そこで判明したものにつきましては、あるいは他からの事故報告等も含めまして、この問題について厳しく対処していくというのが現在の仕組みでございます。
で、いま申しましたように、原料基準というものを、はっきりしたものを作成いたしまして、現在これを実施に移しておりますので、いずれ遠からずこの原料基準等の実施というのが完全に円滑に行なわれますならば、原料等の問題については相当進歩していく、私どもはこういうふうに確信をしているわけでございます。
いま御指摘のように、レモンの果汁なりエッセンス等が入っておるということ自体が問題じゃないかという御意見でございますが、私どもとしましては、その点は、審査の段階で十分検討を加えまして、やはり薬事的に成り立たない、薬理的に問題があるような内容成分を含ませないように従来も指導しておりますし、今後もまた、先ほど申しました原料基準等の適確な運営を通じまして、この点は違反のないようにやっていきたい、かように考えているわけでございます